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AIに何かを頼むとき、「いい感じにやっといて」って言いたくなりますよね。でも、これだとたいてい”いい感じ”にはなりません。白状すると、最初の頃の私はまさにこの「いい感じで」を連発して、毎回ちょっと違うものが出てきては「うーん…」となっていました。
私はコードをバリバリ書けるわけではない会社員ですが、AI(Claudeなど)を相棒に、Discordの募集botや読み上げbot、家族用のダッシュボードなど、いくつもツールを作ってきました。その全部で痛感したのが、「伝え方ひとつで、出てくるものが別物になる」ということです。今日は、非エンジニアの私が試行錯誤で覚えた”頼み方のコツ”を、具体的な言い方つきで紹介します。
この記事でわかること
・なぜ「いい感じで」は通じないのか
・伝わる頼み方の、かんたんなコツ(言い方の実例つき)
・うまくいかない時の立て直し方
なぜ「いい感じで」は通じないの?
AIは、あなたの頭の中までは見えていないからです。これは、新しく入ったアルバイトさんに仕事を頼むのと同じ。「いい感じにやっといて」だけだと、その人なりの”いい感じ”になってしまいますよね。あなたの頭の中にある完成形は、言葉にしない限り1ミリも伝わっていません。
逆に言えば、具体的に伝えれば、ちゃんと応えてくれるということ。難しい専門用語はいりません。大事なのは「何を・どうしたいか」を、面倒くさがらずに言葉にすることだけです。
伝わる頼み方のコツ(実例つき)
私が意識しているのは次の4つです。それぞれ、私が実際にツールを作るときに使った「弱い言い方 → 伝わる言い方」を並べてみます。
① 目的を言う(何のために、を最初に)
△ 弱い:「予定を管理するツール作って」
◎ 伝わる:「家族みんなが”今日やること”を一目で見られるように、予定を管理するツールを作りたい。子どもでも分かるシンプルな見た目で」
② 具体例を出す(「こんな感じ」を1つ見せる)
△ 弱い:「いい感じのデザインにして」
◎ 伝わる:「やわらかい雰囲気にしたい。生成りの白っぽい背景に、コーラル(オレンジっぽいピンク)を差し色。角は全部まるく」。私はこの言い方をテンプレにしていて、毎回ほぼイメージ通りに出てきます。
③ 条件を区切って伝える(あれもこれも一度に言わない)
△ 弱い:「Pythonでbot作って、初心者でも分かるように、エラーも出ないようにして、あと…」と一息で全部
◎ 伝わる:箇条書きで分ける。「・Pythonで ・初心者向けに1ステップずつ ・コードにコメントを多めに ・つまずきそうな所は先に教えて」。区切るだけで、抜け漏れがぐっと減ります。
④ 違ったら、どこが違うか言う(一言でOK)
△ 弱い:「なんか違う」だけ
◎ 伝わる:「もう少し短く」「絵文字は減らして」「もっとくだけた言い方で」。ピンポイントで言えば、その部分だけ直してくれます。
特に大事なのが④です。一発で完璧を狙わず、「出してもらう → ちょっと直してもらう」を会話で繰り返す。これがいちばん早くて確実でした。私が読み上げbotを作ったときも、最初の1回でいきなり完成したわけではなく、「声をもう1種類増やして」「長文は分けて読んで」と何度も注文を重ねて、やっと”使えるやつ”になりました。
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うまくいかない時の立て直し方
コツを意識しても、当然うまくいかない時はあります。そういう時、私がいつもやっている立て直し方が3つあります。
私のリカバリー方法
① エラーが出たら、その文章をそのまま貼る:例えば「ModuleNotFoundError」みたいな赤い文字が出たら、意味が分からなくてもその一行をコピペして「これ直して」でOK。原因と直し方をそのまま教えてくれます
② 話が変な方向に行ったら、一度仕切り直す:会話が長くなって噛み合わなくなったら、新しく始め直すほうが早いことも多いです
③ 「初心者にも分かるように説明して」と頼む:専門用語で返ってきたら、遠慮なくこう言えばかみ砕いてくれます
うまくいかない時って、「自分には向いてないのかな」と思いがちですが、たいていは”伝え方”の問題です。落ち込まず、言い方を変えてもう一回。それだけでスッと進むことが、本当に多いです。
よくある質問(FAQ)
Q. 専門用語を知らないと頼めませんか?
A. いりません。日本語で「こうしたい」と話すだけで大丈夫です。むしろ、知ったかぶりせず素直に聞くほうがうまくいきます。
Q. 一回で完璧な答えをもらうには?
A. 正直、一回で完璧は難しいです。私も「出す→直す」を何度か繰り返します。これは失敗ではなく、ふつうの進め方だと思ってください。
Q. どのAIでもコツは同じですか?
A. だいたい同じです。ChatGPTでもClaudeでも、「目的・具体例・条件を伝える」の基本は変わりません。
まとめ
・「いい感じで」は通じない。AIは頭の中まで見えていないから
・目的・具体例・条件を区切って伝える(言い方の実例を真似してみて)
・一発を狙わず「出す→直す」を繰り返す
・うまくいかない時は、自分でなく”伝え方”を変える
コツをつかむと、AIはぐっと頼れる相棒になります。難しく考えず、まずは「何を・どうしたいか」を具体的に話しかけてみてください。
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最終更新:2026年6月26日



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