子どもと一緒にマイクラがしたいだけだったのに、自宅サーバーを立てる大格闘になった話

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「ねえ、一緒にマイクラやろうよ」

子どもにそう言われて、軽い気持ちで「いいよ〜」と返事をしたんです。同じ世界に入って、一緒に家を建てたり冒険したりするだけ。そう思っていました。

でもそこから、まさかの「家にサーバーを立てる」大格闘が始まるとは、このときの私はまだ知りませんでした。同じように「子どもとマイクラを一緒にやりたいだけなのに、なぜか繋がらない……」で困っている人のために、つまずいたところと、最終的にどう解決したかを正直に全部書きます。

この記事でわかること

・家族でゲーム機がバラバラ(Switchとパソコン)でも一緒に遊ぶ方法
・子ども用アカウントの「見守り設定」でハマるポイントと外し方
・Switchがどうしてもサーバーに繋がらない問題を、DNSの裏ワザで解決した話

そもそも、なんでそんなに大変なの?

マイクラには大きく2つの種類があります。スマホ・Switch・パソコンなどで遊べる「統合版(とうごうばん)」と、パソコン専用の「Java版」です。今回はみんなで遊びやすい統合版のお話。

統合版は本来、Switchでもパソコンでもスマホでも、機種が違っても同じ世界で一緒に遊べるのがウリです。なのに、いざやろうとすると、いくつもの「見えない関所」が立ちはだかってきます。我が家がぶつかった関所は、ぜんぶで3つでした。

関所①:マイクロソフト(Xbox)アカウントの親子設定

マイクラの統合版でオンラインで一緒に遊ぶには、「Xboxアカウント」というマイクロソフトのアカウントが必要です(Switchで遊ぶ場合でも必要です)。

そして子ども用のアカウントには、最初から「知らない人と勝手に遊べないように」という安全のカギがたくさんかかっています。これ自体はありがたい機能なんですが、家族で遊ぶときはこのカギを親が開けてあげる必要があります。

開けた3つのカギ(親のスマホ・パソコンから)

① 「オンラインで他の人と一緒に遊ぶ」を許可する
② 「メッセージのやりとり(コミュニケーション)」の制限をゆるめる
③ 設定したあと、ゲーム機では必ず子ども本人のアカウントでサインインし直す

特に③が落とし穴でした。親のアカウントで設定して満足していたら、ゲーム機側は子どものアカウントのまま。「設定したのに反映されない!」の正体は、たいていこれです。

関所②:Switch本体の「見守り設定」

Xbox側のカギを全部開けたのに、まだ繋がらない。原因はSwitch本体のほうにも別の見守り設定があったからでした。

Switchには「みまもり設定(ペアレンタルコントロール)」という、子どもの使いすぎや知らない人との交流を防ぐ機能があります。Xbox側とSwitch側、2か所で別々に鍵がかかっているイメージです。両方開けないとドアは開きません。

ここは親のスマホの「Nintendo みまもり Switch」アプリ、または本体の設定から、他の人との通信・交流をブロックしすぎていないか確認して、必要な分だけゆるめました。

💡 ここまでの教訓:「許可」は1か所じゃない。Xboxアカウント側とゲーム機本体側、両方を確認する。片方だけだと永遠に繋がりません。

関所③(ラスボス):自宅サーバーにSwitchだけ繋がらない

そして我が家は、ここでさらに欲を出しました。「いつでも家族の世界に入れるように、家に専用のサーバーを置こう」と思い立ったのです。

サーバーというのは、みんなが集まる「待ち合わせ場所の常設テント」みたいなもの。誰かがゲーム機を起動していなくても、テントはいつもそこにある状態です。我が家では、使っていない小さなパソコン(手のひらサイズのミニPC)を1台、24時間つけっぱなしのおうちサーバーにしました。

パソコンやスマホからは、サーバーの住所(IPアドレス)を入力すればすんなり入れました。ところが、ここで問題が起きます。

Switchだけ、どうやっても入れない。

理由はシンプルで、Switchには「サーバーの住所を直接入力する欄」がそもそも無いからです。家はあるのに、住所を書く窓口が存在しない。ここで完全に手が止まりました。

解決:DNSという「案内係」を入れ替える裏ワザ

いろいろ調べてたどり着いたのが、DNS(ディーエヌエス)という設定を変える方法でした。

DNSは、ざっくり言うとインターネットの「案内係」です。「あのお店どこ?」と聞くと住所を教えてくれる案内所のようなもの。この案内係を、特別なサーバー一覧を見せてくれる案内係に入れ替えてあげると、Switchのマイクラに「サーバーを追加する」メニューが出現する。そういう仕組みです。

やった手順(ざっくり)

1. Switchの「設定 → インターネット」で、つないでいるWi-Fiの設定を開く
2. 「DNS設定」を「手動」に変える
3. 案内係の住所(優先・代替の2つの番号)を入力する
4. つなぎ直すと、マイクラ起動時にサーバー追加のメニューが出てくる
5. そこに自宅サーバーの住所(IPアドレスとポート番号)を登録すると……つながった!

⚠️ 正直な注意点:この方法は外部の有志サービス(DNS)を経由します。住所の番号は時々変わったり、サービスが止まることもあります。最新の番号は「マイクラ Switch サーバー 入れない DNS」などで調べて、新しい情報を使ってください。安全のため、遊び終わったらDNSを「自動」に戻しておくと安心です。

この瞬間、子どもと同じ世界にSwitchで入れたときは、正直ガッツポーズが出ました。たかがゲーム、されどゲーム。ここまで長かった……。

我が家が使ったもの

おうちサーバーにしたのは、手のひらサイズの小さなパソコン(N100という省エネタイプのミニPC)です。電気代が安く、音も静かで、つけっぱなしでも気になりません。マイクラの待ち合わせ場所くらいなら、この小さな子で十分まかなえました。

「家にパソコンを置きっぱなしにするのはちょっと……電気代も気になるし」という人は、ネット上で借りられるゲーム用サーバー(VPS)という手もあります。家に機械を置かなくていいので、置き場所・音・電気代の悩みがまるごと消えます。

よくある質問(FAQ)

Q. Switchとパソコン・スマホなど、機種が違っても一緒に遊べますか?

A. 遊べます。「統合版」というほうのマイクラなら、機種が違っても同じ世界で一緒に遊べます。ただし、この記事のような「許可」の設定をいくつか開けてあげる必要があります。

Q. 自宅サーバーは必ず必要ですか?

A. 必須ではありません。ただ一緒に遊ぶだけなら無くても大丈夫です。「誰かがゲーム機を起動していなくても、いつでも同じ世界に入れる場所がほしい」と思ったときに、あると便利になります。

Q. DNSを変えるのは危なくないですか?

A. この方法は公式ではない、有志のサービスを経由します。遊び終わったらDNSを「自動」に戻しておくと安心です。番号は時々変わるので、最新の情報を調べてから使ってください。

まとめ:つまずきポイントは「許可」と「住所」

・統合版は機種が違っても一緒に遊べる。でも安全のカギがいくつもかかっている
・「許可」はXboxアカウント側とゲーム機本体側の両方を確認する
・子ども本人のアカウントでサインインし直すのを忘れない
・Switchが自宅サーバーに入れないときはDNSの入れ替えで解決できることがある

「読んでも自分でやるのは大変そう……」という方へ

私もここまで来るのに、何日もかかりました。アカウントの設定やサーバー構築まわりで「もう無理!」となったら、しなもこAI相談所でお手伝いしています。お子さんと一緒に遊べる環境づくり、まるっとお任せください。

▶ しなもこAI相談所にきいてみる

同じところでつまずいている人の助けになればうれしいです。「うちはここで止まってる」みたいな質問も、コメントやXで気軽にどうぞ〜。

最終更新:2026年6月18日

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